スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

こんな記事は如何ですか?

ATMの手数料を考える

銀行の手数料について考える 久々に旅行でもと、ある大手旅行会社のサイトを開いた時のこと。 その会社では旅行に関する窓口相談で「相談手数料」の名目で料金を取るとの記載があり、 わが目を疑ったのですが、その後確認したところ現在は取っていないようです。 弁護士等の相談では30分幾らなんてよく聞く話ですが、ついに旅行会社までと一時は呆れはてた次第です。 こうした傾向は恐らく近い将来、どんな業態でも当たり前になってくるのではと、今から懸念しています。 例えば、先般コンサートのチケットをネットで購入したところ、システム利用料なる訳のわからない料金が加算されていて、更にはチケットのコンビニ受け取りで発券手数料まで取られる始末です。 Gerd Altmann による Pixabay からの画像 以前なら、コンサート会場の受付窓口へ取りに行けば料金は掛からなかったのに、今はそうした受け取り方はなく、一方的に廃止されてしまったようです。 顧客を無視したこうした対応はいたるところで行われています。 すべての操作を客に任せ、尚且つシステム利用料、発券手数料まで客に負担させるという、何とも不条理な構造には納得いきません。 ◆ かと言って、わたしはすべての手数料を否定している訳ではありません。 例えば、ネットでの買い物で支払う配送手数料。 これなどは、猛暑の中あるいは雨風の中、重い荷物を配達する配達員の苦労を思うと頭が下がります。私たちが支払う配送手数料のすべてが彼らに還元されるなら、配送手数料は大いに結構だと思っています。 これに対して、前述のチケット販売における諸々の手数料やこれからお話しする銀行系の手数料関係はあまりに高いです。さらに、現在の手数料が妥当かどうかの設定根拠も明らかになっていません。 そもそも手数料の実施経過を遡ってみれば、矛盾だらけで本末転倒であることがわかるでしょう。そこでこの手数料問題について、わたしのわずかな金融機関経験を基に、若干の見解を述べておきたいと思います。 銀行を取り巻く環境変化と手数料問題 現在、銀行の手数料体系は実に複雑です。例えばATMの手数料だけを見ても、同一銀行間、他行間、あるいは利用する時間帯、曜日等でそれぞれの銀行が独自の手数料体系をもっています。そのため、ここでは各銀行の詳しい金額体系は掲載できませんが、各銀行の無料時間帯、曜日以外では11

最新の投稿

「ラベンダー・ミストの女」に誘発されて

何時も、わたしのミュージックライフの中心にアルゲリッチはいた

10年ぶりの横浜元町チャーミングセールへ

NHKの受信料値下げから思うこと